Whois(フーイズ)は、ドメインの登録者・管理者情報を公開するしくみです。 ICANN(ドメインの国際管理団体)のルールで、すべての gTLD で情報公開が義務付けられています。

※当ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。

Whois で公開される情報

伝統的に Whois で公開されてきたのは、以下のような項目です。

項目 内容
Registrant Name 登録者の名前
Registrant Email 登録者のメールアドレス
Registrant Address 登録者の住所
Registrant Phone 登録者の電話番号
Registrar 取得したレジストラ名
Creation / Expiration Date 取得日・有効期限
Name Servers 設定中のネームサーバー
Domain Status ドメインの状態

特に名前・住所・電話・メールが個人情報として公開されることが、長年プライバシーの問題として指摘されてきました。

2018 年 GDPR 以降のルール変更

2018 年 5 月の GDPR(EU 一般データ保護規則) 施行により、個人情報の扱いが大きく変わりました。

  • レジストリ・レジストラは個人の Whois 情報をデフォルトでマスクする運用に
  • Registrant Name: REDACTED FOR PRIVACY のように伏字化される
  • 連絡先は「レジストラ経由のフォーム」に置き換わるケースが多い

Whois 検索 でも、ICANN / GDPR の方針に沿って 個人情報は一切表示しません。レジストラ・取得日・ネームサーバー・ステータスなど、技術情報のみを公開しています。

プライバシー保護サービスとは

さらに自分の情報を伏せたい場合、レジストラが提供する プライバシー保護サービス(WHOIS 代理公開)を使う方法があります。

  • 自分の連絡先の代わりに、レジストラの代理連絡先が公開される
  • 多くのレジストラで無料 or 年間 1,000 円以下で利用可能
  • 個人ブログや個人事業主には特におすすめ

主要レジストラの対応状況:

レジストラ プライバシー保護
お名前.com 「Whois情報公開代行」が新規取得時は無料
ムームードメイン 全 TLD で無料で代理公開
バリュードメイン 「WHOIS情報公開代行」が無料
エックスサーバードメイン 標準で無料代理公開

例外: .co.jp などは公開必須

注意が必要なのは、情報公開が要件になっている TLD があることです。

  • .co.jp: 法人実在性確認のため公開必須(プライバシー保護不可)
  • .go.jp: 政府機関用のため公開必須
  • .ac.jp: 教育機関用のため公開必須

これらの TLD を使う場合、登録者は法人・組織として情報を公開する前提になります。

自分のドメインの Whois を確認する方法

当サイトでは、技術情報のみを表示する Whois 検索 を提供しています。

  • レジストラ名・取得日・有効期限・ネームサーバー・ステータスを表示
  • 個人情報は一切表示しません
  • 自分のドメインの登録状態の健康診断にどうぞ

それでも全 Whois の生データを見たい場合は、whois example.com のコマンドを実行するか、ICANN の 公式 Whois Lookup で確認できます。

まとめ

  • Whois はドメイン情報を公開するしくみ
  • 2018 年以降、個人情報は原則マスクされる
  • さらに伏せたいならレジストラの「プライバシー保護」を利用(多くは無料)
  • .co.jp など一部の TLD は公開必須
  • Whois 検索 は技術情報のみ表示するポリシー

ドメイン取得の流れ全体は 取得から公開までの全手順 をご覧ください。